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2008年5月12日 (月)

精神科・心療内科医で本当に力のある医者は2割以下

この10年以上のあいだに、10人以上の精神科医・心療内科医に会ってきました。そのなかで、ほんとうに病気を治す力のある先生は、ヒヨリとヒヨリの旦那さんが思い返してみても、2人しかいません。

2人のうち、1人はいま通っている病院の先生です。かれこれ三年くらい通っています。アダルトチルドレンや境界性人格障害と言われたヒヨリが、リストカットをやめ、ODもやめ、たばこもやめ、理不尽な怒りの感情に支配されないようになって、ようやく人並みに普通に生活できるようになったのも、その先生のおかげです。

毎週1時間近く、旦那さんもふくめたカウンセリングを受け続けました。そのときの調子に合わせて、そのつど薬の細かい調整をしてきました。いまは、2、3週間に一回の通院で、薬もあと少しで妊娠できるくらいの量まで減らすことができました。

三年・・・長いと思いますか?確かに、ヒヨリも、ヒヨリの旦那さんもたいへんな思いをしてきました。だって、それまでの人生30年分のツケを払わなくてはならなかったんですものね。お金も、時間もたくさんかかりました。でも、三年で自分の人生を取り返すことができて、ほんとうに良かったと思っています。

よく、「一度病院にかかったら、先生を信頼して通い続けましょう」と書いてある本がありますよね。あれ、あんまりヒヨリは信じないほうがいいんじゃないかなって思っています。いろんな先生に会ってみないと、初めて診療してもらった先生を見て「精神科(心療内科)ってこんなもんなのかな」って思っちゃうじゃないですか。一番初めにも書きましたけど、ほんとうに治す力のある先生は、2割もいません。

ちなみに、ヒヨリは先生にカウンセリングをしてもらっていますが、カウンセリングだけちがうカウンセラーにやってもらう場合も、同じように力のあるカウンセラーはほんの一握りです。ヒヨリの友達にもカウンセラーいますけど、「境界例」と「境界性人格(パーソナリティ)障害」の違いを知りませんでした。つまり、治療される自分もちゃんと勉強しないと、いいお医者さんやカウンセラーを見抜くことはできないってことかもしれません。

やっかいなのが、「いいひと先生」です。患者さんの話はよく聞いてくれるし、人間的にはあたりさわりがなくてすごくいい先生なんだけれども、そこから治療していく力や技術がないんです。学校の先生にもいますよね。人間的にはあたりさわりがなくてすごくいい人なんだけど、教え方は普通、みたいな。そういう先生にかかると、いい先生だし、やめる理由もないし、ってことで、ダラダラと通っちゃうんですよね。で、ダラダラ治らない。

ヒヨリも一度そういう先生にかかったことがあったんですけど、でもいまだに旦那さんと意見が一致しているのは「あの先生に診てもらってたら、絶対今ごろ自殺して死んでた」ということです。

治療過程を書いていらっしゃるサイトやブログを見ていると、薬の処方や診察の様子が書かれたりしていますよね。それを読んでいると、なかには「おいおい、そんな治療じゃ治るものも治らないよ~」って思っちゃうことがよくあります。

医者が目を見て話さない、五分診療で薬を出すだけ(大体、五分でどの薬を出せばいいかわかるはずないし)、なんて論外です。

みなさんがかかっている精神科・心療内科の先生は、信頼できる「スペシャリスト」ですか?

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