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2008年5月 4日 (日)

子どもが思うほど、親は子どもを愛してないよ

『母が重くてたまらない』(信田さよ子著)を立ち読みしました。

タイトルからわかるとおり、母親の呪縛に捕らえられてしまった娘、その家族のあり方を分析し、どうするべきかを指南してくれる本です。

ヒヨリが印象に残ったのは次の二点でした。

     親に自分のことをわかって欲しい、と思う子どもが多いけれども、たいがいの親は自分が過ちを犯したと納得せず、子どもをひとりの人間として尊重することはなく、親の権利を決して捨てない。(だから、わかってもらおうとするのはやめたほうがよい)

     子どもは、親に対して「怒り」と「かわいそう」というアンビバレントな二つの感情を持ってしまう。でも、もし、ほんとうに親のことを尊重するのなら、「かわいそう」といって親を甘やかすのではなく、一人の人間として責任を負わせるのが大事。親は子どもが思っているほどかわいそうではない。

他の本でも、同じことを書いているものはたくさんあるんですけれども、「それは理屈でしょ!感情がついていかないからしょうがないじゃん!」と思うことが多いんですよね。

でも、この本はそれがない。「親も仕方がなかった」という、親の立場を保護するような視点が排除されていて、完全に子ども側に視点を置いて、子どもの怒りを代弁してくれているような感じなんですよね。読んでいて爽快感すらあります。

摂食障害、アダルトチルドレン、境界性人格障害、リストカットなどのブログやサイトを見て回ると、やはり「親に対する怒り」と、「親がかわいそう」「親に申し訳ない」という気持ちにはさまれて、苦しんでいらっしゃる方をたくさん見かけます。ヒヨリも昔、そうでした。

でも、実際は、親は子どもが思うほど、子どものことを思ってないし、傷ついてもいないんですよね。親なんだから、子どもをどこかで愛してくれているはず、とか思い込んじゃって子どもは苦しむけど、子どもが考え込むほどそんなに愛してないですよ。

そして、それが納得できると、子どもの人生は格段に楽になります。

愛情表現だから、といった理由は、子どもに対して精神的、肉体的苦痛、虐待を与えることの免罪符にはならないんです。ひとりでも多くの方が、母親の呪縛から逃れられますように。

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コメント

ヒヨリさん、こんばんは
確かに親は今私が調子を崩しているのは自分のせいではなく、現在の環境のせいだと思っていることでしょう。
反抗期だ、と言ったきり全く知らぬ振りですからね。

投稿 うめ | 2008年5月 4日 (日) 21時48分

うめさん、こんにちは。

私はたまに母親に「おまえのせいだ!!!」って叫びたくなります(笑)。昔は実際叫んでたし・・・。

うめさんは、小さい頃には反抗期がありましたか?私は母親に押さえつけられていたので、反抗した記憶がまったくないんです。

うめさんはお子さんを育てていらっしゃるから、ご自分のお子さんを見ていて「これは反抗期だな~」って感じられたことありますか?

投稿 ヒヨリ | 2008年5月 5日 (月) 20時22分

ヒヨリさん、こんばんは
小さい頃、思春期を通じて反抗期らしきものを実行したことはありません。ただ、小さな自己主張だったのでしょう、ムスッとしていると「また、ふてくされて」と言われてばかりでした。(いつのまにかそんな顔になってたんでしょうけれど)
 
わが子は、3歳くらいの反抗期には「馬鹿って言っちゃダメ」といったら「バック!」とか言ってたり、グズグズしたりはしましたよ。反抗期もないと困るからねぇ~と自分を反面教師にしていますが、それでもよその子よりは聞き分けがいいかもしれません。

投稿 うめ | 2008年5月 5日 (月) 20時30分

こんにちは。

私もたぶん機嫌が悪いときはむすっとしていたと思うんですけれども、母親がそれを馬鹿にしたように笑うんですよね。だから、感情を表に表さなくなって、だんだん表情の乏しい子どもになっていきました。

子どもは、三歳くらいで反抗期がやってくるんですね。でも、ちゃんとお母さんに「バック!」って言ったり、ぐずぐずできるなんて、うめさんがお子さんを受け止めてあげる姿勢ができてたってことですよね。

投稿 ヒヨリ | 2008年5月 7日 (水) 00時10分

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